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糖尿病

糖尿病の原因

糖尿病は、遺伝子や環境の影響から、すい臓から分泌されるインスリンという血糖値を下げるホルモンの量の減少や、インスリンの働き低下を引き起こす病気です。糖尿病には、以下のような種類があります。

・Ⅰ型糖尿病
遺伝子による先天性の病気で、若いころから発症することがあります。インスリンなしではコントロールできないことから、インスリン依存性糖尿病ともいわれます。

・Ⅱ型糖尿病
主に生活習慣などから、中年以降に発症することが多いものです。インスリンがなくても、運動習慣や食生活の見直しで改善されるため、インスリン非依存性糖尿病ともいわれます。

・その他
妊娠糖尿病や、慢性膵炎などほかの病気に伴う糖尿病があります。

糖尿病の症状

糖尿病では、最初はまったく無症状のことが多いです。進行してくると血糖が上がることにより次のような症状が起こることがあります。このような症状が明らかに現れる段階では、それ以前から糖尿病の状態はかなり長く続いていると考えられるため、検診などで血糖値の異常があればすぐに病院を受診しましょう。

このような症状が全くなく、検査値に異常が出ることも多くあります。次のような症状がないからといって甘く見ずに、数値に異常が出たらすぐに、通院や生活習慣の改善を始めることも大切です。
結果として、以前から良く食べていた人がますます食べるようになった割に、体重が減ってきた、というアンバランスな状況になることがあります。

糖尿病セルフチェック

糖尿病は初期症状がないことが多いため、セルフチェックが非常に難しい病気です。
上記の初期症状に注意するのはもちろんのこと、自分が【糖尿病になりやすい人】にどれぐらい当てはまるのかも、チェックしてみましょう。

◇ 適正体重は維持できているか
適正体重は、次のように求めることができます。
【身長(m)】×【身長(m)】×22=【適正体重(kg)】
たとえば身長170cmの人ならば、およそ64kgです。いかがでしょうか。とくに男性の場合は、中肉中背より少し細身だね、という印象になるくらいの体重です。自分の体重と適正体重を知り、それを意識するだけでも日々の生活習慣は少しずつ違ってくるものです。

◇ 内臓脂肪は溜まっていないか
体重のほかに、内臓脂肪の目安になる大切な指標が、【腹囲測定】です。おへその高さの腹囲を、次のような基準以下にキープすることを意識しましょう。男性の場合 85cm 以下、女性の場合 90cm 以下、腹囲がこれ以上になると、【内臓脂肪型肥満】とされてしまいます。体重と同じように、自分の腹囲を測って意識することで、少しずつ生活習慣を変えていきましょう。

◇ 外食、間食が多くないか?
食生活の乱れは糖尿病の大好物です。動物性の脂質や糖質に偏りがちな外食や、カロリーをたくさん含んだ間食を続けていることで、糖尿病のリスクは高くなります。外食をするときも野菜を意識して多く摂ったり、間食は時間と量を決めて少なめに摂ったりと、日々の生活の中で習慣を工夫することで、食生活を整えることができます。

◇ 1日どのぐらい歩いているか
厚生労働省によると、成人男性の 1 日の平均歩数はだいたい 8200 歩、成人女性の平均歩数はだいたい 7300 歩です。徳島県の平均歩数はだいたい男性 6200 歩、女性 6100 歩。いかに少ないかがわかりますね。。
1000歩は距離に換算するとだいたい600mぐらい、時間に換算すると10分程度なので、1日に男女ともに平均1時間以上歩いている計算になります。デスクワークの人では、そんなに歩いていない日も多いのではないでしょうか。
1日歩く歩数を1000歩増やすだけで、糖尿病のリスクは減らせます。10分間程度いつもより長く歩くように、または階段昇降では歩行の3倍のカロリーを消費するので、カロリーで考えると階段昇降ならば3分程度、だいたい2階分の階段をゆっくり上るようにしてみましょう。

糖尿病の治療法

糖尿病の治療の基本は、運動量を増やすことと、食事習慣の見直しです。これらがうまくいかず、血糖がコントロールできないときは、薬での治療を補助的に開始します。内服薬でも血糖のコントロールがつかないときは、インスリンの注射を行います。起床時や各食前、寝る前にインスリンをお腹などに皮下注射することで、血糖を抑えることができます。
インスリン注射は手の動きや認知機能に問題がなければ、自分で毎日打つことになります。インスリン注射の導入時は、注射の打ち方や、血糖測定の方法の指導を受け、注射するインスリン量の調整をするため、数週間の教育入院となることがあります。

糖尿病が引き起こす他の病気

血糖値が高いことはメタボリックシンドロームの診断基準の一つにもなっています。メタボリックシンドロームは動脈硬化を促進して、脳卒中や心臓病のほか、糖尿病も引き起こすことがわかっています。
また、糖尿病はそれ自体よりも、合併症がこわい病気です。合併症とは、糖尿病が原因で起こる病気のことです。
血液にたくさん含まれた糖分が、末梢にある細い血管や神経を傷つけることで、身体のあちこちに異常が出てきます。とくに次の3つの病気は【糖尿病の3大合併症】と呼ばれ、日常生活や身体に大きな支障をきたす、こわい病気です。

◇ 網膜症
正式には【糖尿病性網膜症】といいます。網膜という目の中の部分の毛細血管が傷つくことで起こります。視力が低下してしまったり、眼底出血が起こったり、重症の場合は失明してしまうこともあります。

◇ 腎症
正式には【糖尿病性腎症】といいます。糖尿病では、腎臓に網の目のように張っている細い血管が傷つくことで、腎臓自体が傷ついてしまいます。結果として、血液の中の不要なものを尿に排泄する、という機能が低下し、重症の場合は、おしっこも出せなくなってしまいます。

尿が出ない状態では、人は3日もすると死んでしまいます。そうならないために、人工透析で血液から不要なものを取り除く治療をしますが、週に3日も通わなければならず、身体にもとても負担のかかる処置です。糖尿病性腎症で人工透析を新しく始める人は、毎年1万人以上います。

◇ 神経障害
高血糖によって末梢血管が傷つくことにより、末梢神経にも栄養がいかなくなり、特に手足の先などの感覚が鈍ってきます。

最初はピリピリしたりするだけですが、放置すると少しの傷でも治りが遅くなり、雑菌などへの抵抗力も弱くなるので、化膿しやすくなります。重症になると足先が腐るまで気付かず、その毒素が全身に回るのを防ぐために切断しなければならなくなってしまうこともあります。
また、糖尿病の神経障害は、自律神経も傷つけます。自律神経とは、交感神経と副交感神経の2種類があり、その2種類がバランスよく機能することで、全身の臓器の働きを整える役割をしています。
自律神経が傷ついてしまうと、消化機能が低下したり、立ちくらみを起こしやすくなったりします。また、低血糖や心臓発作など、身体の重大な変化に対する反応も鈍くなってしまうため、意識を失って倒れてしまうまで症状が出ないことがあります。そうすると、治療が遅れてしまい身体に大きなダメージを与えてしまいます。

◇ 大血管障害
脳梗塞や心筋梗塞、狭心症など、大切な血管が動脈硬化により、詰まりやすくなったり、つまったりする病気です。比較的体の中の大きな血管の動脈硬化は、境界型糖尿病の段階から無症状のうちに進行しており、特に空腹時血糖と、食後血糖の差が大きい(グルコーススパイク)状態で、痛みが進みやすくなりますので、境界型糖尿病の段階から、食事療法や運動療法による治療が大切です。
医療機関で相談しましょう。

糖尿病に注意

こんなに怖い合併症がたくさんある糖尿病ですが、うまく付き合い、血糖値のコントロールをしっかりしておけば、糖尿病のない方と同じような予後を送ることができます。そのためには、以下のようなことが大切です。

◇ 糖尿病は予防しましょう
糖尿病は、まずはならないように予防することが大切です。暴飲暴食をせず、自分の適正体重を把握して適度な運動を行い、その維持に努めることで、糖尿病予防になります。

◇ 正しい生活習慣と治療で、合併症の悪化を予防しましょう
糖尿病になってしまったあとは、それ以上に合併症を起こさないために、治療と生活習慣の見直しをすることが大切です。
糖尿病になったあとも、糖尿病の正しいコントロールを行って、HbA1cが1%下がると、腎症など合併症の危険度が4分の1になる、という研究結果があります。
「昨日飲み会だったから、今日の昼は野菜中心で。」、「毎日1階分だけ階段をのぼろう」など、日ごろの少しずつの生活習慣の改善の意識が大切です。

◇ 糖尿病は適切に治療しましょう
健康診断で「糖尿病の予備軍」と指摘されたら、「大丈夫だろう」と思わずに、まずは病院を受診しましょう。厚生労働省によると、糖尿病が疑われる人の約半数しか受診、治療していないことがわかっています。
予備軍と言われるぐらい軽度の異常、と思いがちですが、その軽度の異常が長期間続くことで、腎臓や目などで合併症はどんどん進んでいます。自分の身体を大切にするためにも、糖尿病が疑われたらまずは、医療機関を受診するようにしましょう。

当院では、糖尿病を専門とする、管理栄養士が個別に食生活についてもサポートをさせて頂いております。
一回だけの食事相談では、なかなか実践は難しいですが、少しづつ取り組んで頂き、毎月一回程度定期的にサポートさせていただくことにより、血糖改善の成果がでて、糖尿病治療薬を減量きたり、お薬を使用せずに、数値の改善に成功している方もいらっしゃいます。

糖尿病で気になることがございましたら、お気軽に当院にご相談ください。 WEB予約にて受診の予約を承っています。

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西新町バス停下車

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